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メルケル独首相 対 オランド仏大統領
記事提供元:フィスコ
*12:54JST メルケル独首相 対 オランド仏大統領
22日の欧州中央銀行定例理事会では、欧州司法裁判所が条件付の国債購入を合法と判断したことで、量的緩和策が導入される可能性が高まっている。
オランド仏大統領は、「欧州中央銀行(ECB)は、おそらく、国債購入を今週公表する。それにより、域内経済に多量の流動性が供給される」と述べた。
メルケル独首相は、「欧州中央銀行(ECB)によるいかなる措置も、財政改革や競争力向上に向けた取り組みが後回しになるような事態を招くべきではない」と述べ、財政規律が緩みやすいユーロ圏諸国の改革意欲が削がれるとのドイツ国民の懸念を代弁した。
欧州中央銀行(ECB)がギリシャの国債を購入すれば、ギリシャでの緊縮財政が弛緩することになり、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥った場合は、ドイツが最大の損失負担を被ることになる。《MY》
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