-1σと中心値(25日)とのレンジでの推移か/日経225・本日の想定レンジ

2015年1月19日 07:50

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:50JST -1σと中心値(25日)とのレンジでの推移か
[本日の想定レンジ]
 16日のNY市場は状況。原油価格の上昇を受けてエネルギー関連株を中心に堅調推移となった。12月消費者物価指数(CPI)が前月より低下し、インフレ指標が弱まったことから早期利上げ観測後退したほか、1月ミシガン大学消費者景況感指数が市場予想を上回ったことも支援材料となった。ダウ平均は190.86ドル高の17511.57、ナスダックは63.56ポイント高の4634.38。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の17075円。

 シカゴ先物が17000円を回復しているほか、円相場は1ドル117円35銭辺りと落ち着いた動きをみせており、自律反発の展開が期待される。日経平均は先週の下げで、昨年10月待つの異次元緩和前の水準まで下げた。また、週末は大幅下落ではあるが、長い下ひげを残しての陽線を形成しており、売り一巡感が意識されそうだ。ボリンジャーバンドでは-2σまでの調整を経て、-1σと中心値(25日)とのレンジでの推移か。ただし、買い一巡後に-1σレベルでの攻防が続くようだと、次第に戻り売り姿勢が強まりやすい。16900-17150円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16900円−下限 17150円《TM》

関連記事