政治から読み解く【経済と日本株】:木内孝胤氏「日本国債0.285%って凄いね」

2015年1月8日 15:44

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記事提供元:フィスコ


*15:44JST 政治から読み解く【経済と日本株】:木内孝胤氏「日本国債0.285%って凄いね」
衆議院議員の木内孝胤氏が「日本国債0.285%って凄いね。石油も1バレル50ドル割れ。両方悪い話ではないけど。」とツイートしている。

原油価格の低下が足元の米国株の下げ要因とされているが、長い目で見ると車社会の米国ではポジティブな材料となる。ただ、急ピッチな下落に対する警戒感が資源メジャー株の下げを誘いNYダウは弱い動きとなった。もちろんシェールオイルの損益分岐点なども材料視されているが、本来買い材料となってもいい要因を今のところ市場はネガティブに捉えている様子。

一方、世界的に金利は低下傾向にある。13年4月の黒田バズーカ発動以降、日本の金利は低下。欧州市場でもデフレ懸念の高まりからECBが金融緩和を早々にも実施するとの見方だ。米国のみ年内の利上げを検討といった状況下、日欧は緩和実施による一段の金利低下が見込まれている。一部市場関係者は、「理論上、国債利回りのマイナス金利はありえる」と指摘。物価上昇率を意識した日銀が三度目のバズーカを打てば、年内にそうした場面が見られる可能性も。《MT》

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