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グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)はユーロ崩壊の序曲?
記事提供元:フィスコ
*14:05JST グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)はユーロ崩壊の序曲?
ギリシャ情勢の最悪のシナリオ、ブラックスワンは、グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)となる。
急進左派連合が1月25日のギリシャ議会総選挙で政権を獲得した場合、2月28日の期限に向けて、金融支援プログラムの条件である緊縮財政措置の緩和を要請する。
交渉が決裂した場合、ギリシャはデフォルトに陥り、ユーロ圏から追放される可能性が高まる。
ギリシャの2014年末の債務残高は3172億ユーロ、対GDP比で、175.5%となっている。
ドイツ政府は、ギリシャのユーロ圏離脱に向けて準備しており、デフォルトでも対応可能としている。
ギリシャ経済は、金融危機以来、国内総生産(GDP)は6年連続のリセッションにより25%減少し、失業率は25%程度、若者の失業率は50%程度と苦しんでいる。
ギリシャ経済が、ユーロ圏からの離脱で、国家の借金を棒引きにして、新通貨ドラクマの暴落にも関わらず最悪期を脱した場合、反ユーロを標榜しているユーロ圏各国の極左・右政党を躍進させ、ユーロ崩壊の幕が開けることになる。《MY》
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