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USJは入場料値上げでも勢いを維持できるか
*15:09JST USJは入場料値上げでも勢いを維持できるか
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は5日、入場券を30日から値上げすると発表した。
1日券は大人(12歳以上)が税込6980円から7200円、子ども(4~11歳)が税込4880円から4980円となる。
値上げは2014年1月以来で、2001年の開業以来7回目(昨年4月の消費増税分を除く)。
値上げはパークの体験価値向上のためアトラクションへの投資を行ったことによるもので、確かに昨年7月に開業した映画「ハリー・ポッター」の新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は好調だが、東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)の入場料が大人(18歳以上)6400円、 中人(12~17歳)5500円、小人(4~11歳)4200円という設定だけに少々強気の値段設定ではないかと思われる。
また、TDLやTDSの人気アトラクションの待ち時間を短縮できるファストパス・チケットと同じくUSJの人気アトラクションの待ち時間を短縮できるエクスプレス・パスは、体験できるアトラクションの数や種類、日程によって1日券とは別に3000円~8200円(税込)で購入する必要がある。
USJの2014年度の入場者数は月内にも1000万人に到達する見込みで、これまでで最高だった2001年度の1102万人を上回るのは確実な状況だ。
2015年1月23日(金)~5月10日(日)には、日本の漫画やアニメ、ゲームなどとコラボしたイベント「ユニバーサル・クールジャパン」を開催し、国内外で人気の「エヴァンゲリオン」「進撃の巨人」「バイオハザード」「モンスターハンター」4作品の世界をパーク内に再現する。
入場料の値上げがUSJの勢いに水を差すことにならないのか注目したい。《YU》
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