スノボ上達に便利アイテム スノボの滑りをリアルタイムにスマホで確認

2015年1月6日 01:33

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スノボに装着することで滑りを分析してスマホで確認できる「SNOW-1」

スノボに装着することで滑りを分析してスマホで確認できる「SNOW-1」[写真拡大]

  • スノボに装着することで滑りを分析してスマホで確認できる「SNOW-1」
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 株式会社Cerevoは5日、新たに立ち上げたスマート・スポーツ用品のブランド「XON(エクスオン)」の第1弾の製品として、スノボの滑りを分析しスマホで確認できる「SNOW-1」の開発したと発表した。

 「SNOW-1」は、スノーボードにバインディングをすることで、スノーボーダーの荷重の掛かり具合や重心の位置を荷重センサーで計測するともに、スノーボードの部位別のしなりも曲げセンサーで検知する。これらのデータは無線でリアルタイムにスマホに送信される。

 スノーボードの上達には、重心や荷重のかけ方、スノーボードのしなりといった情報が重要になるが、同製品は各種センサーを用いて、これらの情報を定量的かつリアルタイムに把握することができ、データを確認しながら練習することで、スノーボードのさまざまなテクニックを習得できる。

 測定された各種データはスマホでグラフィカルに表示できるので、初級者や中級者も画面を見るだけで自分の滑りを客観的に把握できるほか、スマホで撮影した動画と合わせて表示することも可能で上達を早められる。またGPSの取得データを利用して滑走軌跡を確認することもできる。

 同製品は、3軸加速度センサを左右それぞれの足元に4個ずつ計8個、曲げセンサ前後に1個ずつ計2個、Bluetooth 4.0 LE、超高輝度LEDを左右それぞれに2個ずつ計4個搭載する。本製品は米国時間4日から開催される2015 CES Unveiledならびに6日から開催される2015 International CESで実機展示を行ない、同年内に発売される予定。販売価格は400~600ドル程度の見込み。仕様は開発中のため、製品では異なる場合がある。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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