宮崎県で新たに鳥インフルエンザが発生か

2014年12月29日 00:47

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28日夜に開催された高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議の様子(宮崎県の発表資料より)

28日夜に開催された高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議の様子(宮崎県の発表資料より)[写真拡大]

 宮崎県庁は28日、宮崎市高岡町において、高病原性鳥インフルエンザと疑われる事例が確認されたと発表した。最大限の警戒をしてほしいと養鶏関係者に警告している。

 28日に多数の鶏が死んだのは、宮崎市高岡町の養鶏場。その後、宮崎家畜保健衛生所に検体を持ち帰り実施した簡易検査で、A型インフルエンザ陽性が確認されたという。

 ただし、「高病原性鳥インフルエンザ」が確定したわけではなく、現在行っているPCR検査において、陰性となる場合もあるとしている。

 宮崎県では12月16日に延岡市で高病原性鳥インフルエンザウイルスによる大規模感染が発生し、約4000羽の鶏が処分されたばかりだ。(記事:町田光・記事一覧を見る

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