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14年の企業ブランド大賞はカルビー、良品計画、USJ=日経リサーチ
日経リサーチは25日、日経リサーチアワード「企業ブランド大賞2014」の大賞、優秀賞、審査員特別賞の表彰8企業ブランドを選定した。
これは、同社が自主企画調査として2014年6~7月に実施した「ブランド戦略サーベイ2014」で調査対象とした570の企業ブランドを対象としたもの。この中から「自分必要度」「独自性」「愛着度/企業魅力度」「プレミアム」「推奨意向」の測定結果から算出した総合偏差値である企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)や、前回からの得点・順位上昇等を加味して受賞候補企業ブランドを抽出した。候補企業ブランドについて、学識経験者、ジャーナリストで構成する選定委員会で審査し、今回の受賞企業ブランドを選定した。
今回は「大賞」としてカルビー、良品計画(無印良品)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が選定された。また、「優秀賞」には、ゴディバ ジャパン(GODIVA)、ダイキン工業、ゼンリンが選出された。「審査員特別賞」として、ヤマト運輸、LIXIL(リクシル)が選定されている。
大賞のカルビーは、総合PQの順位が20位と前回から34位上昇した。消費者のPQが8位と高く、「推奨意向」「リレーション」の評価が高いという。ビジネスパーソンでは「商品の品ぞろえ」で2位に入った。
良品計画(無印良品)は、総合PQは37位。BPのPQが98位から36位へ大幅アップした。「独自性」「共感」が消費者、ビジネスパーソンともトップ10内。消費者では「顧客の声を活かす」が2位と高かった。
また、USJは、総合PQは107位と前回の172位から急伸した。とくにビジネスパーソンが97位上昇し消費者を上回った。消費者では「独自性」で5位、ビジネスパーソンで「共感度」が7位と高かったほか、「活気」「情熱」「刺激」などの評価が1桁順位だった。
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