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産油国からのクリスマスプレゼント
記事提供元:フィスコ
*10:34JST 産油国からのクリスマスプレゼント
クリスマス前の12月23日に発表される米国7-9月期の国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率+4.6%程度と予想され、改定値の+3.9%からの上方修正が見込まれている。
また、米国の10-12月期の国内総生産(GDP)は、10月と11月のコア小売売上高(自動車、ガソリンスタンドの売上、建材を除く)が好調だったことで、前期比年率+2.0-2.5%程度が予想されている。
原油価格の下落は、産油国から消費国への所得の移転になることで、ルー米財務長官の発言「原油価格の下落が米国経済にとりプラスに働くことを疑う余地はない」のように、早めのクリスマスプレゼントなのかもしれない。
ロシアにとっては、原油価格90ドルが財政均衡レベルで60ドル割れでは、デフォルト(債務不履行)の懸念が高まることになる。
原油価格とロシアルーブルが交差する「ロシアン・デッドクロス」の接近により、リセッション(景気後退)とデフォルト(債務不履行)リスクが高まりつつある。《MY》
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