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ロシアン・デッドクロス
記事提供元:フィスコ
*13:27JST ロシアン・デッドクロス
ロシアの国家予算は、原油価格1バーレル=104ドルを前提に組まれており、90ドルが財政収支均衡の下限と言われている。
そして、原油価格が60ドルを割込んだ場合、デフォルト(債務不履行)リスクが高まると警戒されている。
ロシアは、1998年8月、原油価格が9.8ドルまで下落した時、デフォルト(債務不履行)に陥り、LTCMの破綻などにより、世界金融危機の引き金を引いた。
ロシア政府は、2015年第1・四半期にリセッション(景気後退)の陥る可能性を警告している。
62歳のプーチン露大統領に絡めて、原油価格が62ドルを割込み、ルーブル価格が62ルーブルを上回った時、ロシアのデフォルト(債務不履行)の可能性が高まる「ロシアン・デッドクロス」となるのかもしれない。《MY》
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