トヨタ、米国シリコンバレーで自動車のアプリ開発イベントを開催

2014年12月10日 14:08

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クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」で優勝したチーム「Eye in the Sky」(写真提供:トヨタ自動車)

クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」で優勝したチーム「Eye in the Sky」(写真提供:トヨタ自動車)[写真拡大]

  • クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」で優勝したチーム「Eye in the Sky」(写真提供:トヨタ自動車)
  • クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」での開発風景(写真提供:トヨタ自動車)
  • クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」で優勝したチーム「Eye in the Sky」(写真提供:トヨタ自動車)
  • サーキットで使用されたFR-S 1(写真提供:トヨタ自動車)
  • サーキットで使用されたFR-S 2(写真提供:トヨタ自動車)
  • サーキットで使用されたFR-S 3(写真提供:トヨタ自動車)
  • アプリ起動画面(イメージ)(写真提供:トヨタ自動車)

 トヨタ自動車は9日、新しいクルマづくりや楽しみ方のヒントを得ることを目的に、12月6日・7日の2日間、米国カリフォルニア州サンマテオにおいて、「つながる」クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」を開催したと発表した。イベントには、シリコンバレーの起業家、ベンチャー企業、IT企業のプログラマーで構成される20チーム以上が参加した。

 このイベントは、組織の枠組みを超えて、広く知識・技術の結集を図るオープンイノベーションという方式を取った。24時間の制限時間内で「安全運転」「運転の楽しさ」「エコ運転」というテーマのもと、どのチームが優れたスマホアプリやウェブアプリの開発ができるかを競った。カメラを備えたラジコンヘリが走行車両を自動追従・撮影し、空中からの車両走行映像を楽しめるアプリを開発したチーム「Eye in the Sky」が優勝。賞金1万ドルを手にした。

 また、イベントでは、サイオンブランドの小型FRスポーツカー「FR-S」(日本名:86)6台を用意し、車載されたクルマとアプリ連携プラットフォームCAN-Gateway ECUの通信仕様「Vehicle Data Visualizer」を一般ユーザーに公開した。VDVによりBluetoothを使ってサーキットでの走行データをリアルタイムにスマートフォンに転送する技術などの参加者体験も提供した。

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