NY金:反発で1194.90ドル、欧米株安、ドル高一服で買い優勢に

2014年12月9日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反発で1194.90ドル、欧米株安、ドル高一服で買い優勢に

NY金は反発(COMEX金2月限終値:1194.90 ↑4.50)。1198.40ドルまで上昇した後、いったん1191.50ドルまで下落したが、その後も1195ドル絡みまで戻す展開になった。この日発表された日本の7-9月期GDP2次速報の下方修正や、中国の11月輸出入の鈍化が懸念され、欧米で株安となったことで、安全志向の金の買いが強まったもよう。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先週末、イタリアの格付けを引き下げたことが、改めて材料視された面もあったもよう。また、円売り主導によるドル高傾向が一時的に弱まり、買われやすくなった。《KO》

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