ソフトバンク、約298億円を東南アジア最大のタクシー配車アプリ企業に出資

2014年12月4日 16:57

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ソフトバンクはタクシー配車アプリを提供するグラブタクシーへ2億5,000万米ドル(約298億円)を出資する。写真は、グラブタクシーのWebサイト。

ソフトバンクはタクシー配車アプリを提供するグラブタクシーへ2億5,000万米ドル(約298億円)を出資する。写真は、グラブタクシーのWebサイト。[写真拡大]

 SoftBank Internet and Media(SIMI)とグラブタクシー(GrabTaxi Holdings)は4日、ソフトバンクがグラブタクシーへ2億5,000万米ドル(約298億円)を出資し、同社の筆頭株主となることに合意したと発表した。

 グラブタクシーは東南アジアで最大のタクシー配車アプリ提供者へと急激に成長してきた。現在マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアの6カ国内17都市においてサービスを提供している。今回の戦略的投資とパートナーシップを通じて、SIMIは東南アジアにおいてソフトバンクグループのプレゼンスをさらに高めるとともに、グループ内インターネット企業群との連携によるシナジーの最大化を目指す。

 グラブタクシーのアプリケーションは、現在250万件ダウンロードされており、月間ユーザー数は50万人である。利用者は、グラブタクシーのアプリケーションをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、タクシーの配車予約をすることができる。 

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