日経リサーチ、ストレスチェック義務化に対応した新サービスを提供開始

2014年12月2日 13:26

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 日経リサーチは1日、職場のストレスチェック・サービス「日経リサーチPRAS(Preventive Risk Assessment System=ピーラス)」の提供を開始したと発表した。

 「PRAS」は、国立大学法人筑波大学大学院教授で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の客員研究員を兼務する松崎一葉医師が、宇宙飛行士の選抜と健康管理に関わった経験を背景に開発したストレスチェック・ツールを一般企業向けに応用したもの。「日経リサーチPRAS」は、松崎医師に加え、過去10年間で150社に「PRAS」を導入した実績を持つ株式会社医療産業研究所と、日経リサーチが業務提携したサービスである。同社の企業・事業所調査のノウハウを「PRAS」と組み合わせることにより生まれた。

 職場のストレスチェックとして、従業員一人ひとりが職場で抱えるストレス要因とストレス緩和要因のバランスを測定する。そして、個々の従業員について、どの程度のストレス反応が引き起こされるのか、身体と精神の両面から判定する。

 本年6月の労働安全衛生法改定により、来年度から従業員50人以上の事業所には従業員にストレスチェックの機会を用意することが義務付けられる。「日経リサーチPRAS」はこの動きにも対応する。

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