ホンダが中国で2万1917台リコール、エアバッグを無償交換

*12:52JST ホンダが中国で2万1917台リコール、エアバッグを無償交換
ホンダ<7267>系の広汽本田汽車有限公司（広汽ホンダ）が自動車のリコール（無償回収・修理）に乗り出す。「タカタ」製のエアバッグにインフレーター不具合が指摘されているため。合計2万1917台を対象に12月1日から実施する。国家質量監督検験検疫総局に届け出た。

日系3大自動車メーカー（ホンダ、日産、トヨタ）による中国販売は、足元で明暗が分かれている。ホンダの販売台数は今年10月に前年同月比で5.8％減の7万802台に落ち込んだ。下げ幅は前月の23.1％から17.3ポイント縮小したものの、4カ月連続の前年割れを余儀なくされている。

日産自<7201>も9.0％減の10万4400台に低迷し、同じく4カ月連続のマイナス成長となった。

半面、競合2社の低迷を後目に、トヨタ自動車（7203/東証）は月次ベースで販売を伸ばしている。トヨタ現地合弁会社2社（広汽豊田、一汽豊田）の10月販売台数（合計）は前年同月比27.1％増の10万4700台に拡大。3カ月連続でプラス成長を維持した。

【亜州IR】《ZN》