中国自動車メーカー3社が55万9882台リコール、燃料ポンプ不具合で

2014年11月19日 09:31

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記事提供元:フィスコ


*09:34JST 中国自動車メーカー3社が55万9882台リコール、燃料ポンプ不具合で
「燃料ポンプの不具合」を理由に、中国の複数メーカーが自動車製品の大規模リコールに踏み切った。台数は合算で55万9882台に上る。2013年1月に施行された「欠陥製品リコール管理条例」を順守し、奇瑞汽車股フン有限公司、華晨汽車集団控股有限公司、長城汽車股フン有限公司の3社が国家質量監督検験検疫総局(質検総局)にそれぞれ届け出た。

部品サプライヤーの聯合汽車電子有限公司が設計、生産した燃料ポンプに不備が見つかった。回収パイプの金属部品に亀裂が入り、燃油が漏出する恐れがある。


問題の部品を使用した各社の回収台数は、奇瑞汽車が28万9773台、華晨汽車が23万8024台、長城汽車が3万2085台。対象の自動車は、奇瑞汽車が2005年3月~2013年12月にかけて製造・販売した「A3」「V5」「QQ6」「東方之子」、華晨汽車が2006年1月~2011年12月にかけて製造・販売した「尊馳」「駿捷」「酷宝」、長城汽車が2007年7月~2014年1月にかけて製造・販売した「V80」「精霊」などのそれぞれ一部という。

【亜州IR】《ZN》

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