NTTデータ、吉林市で「渋滞予測・信号制御シミュレーション」の実証実験を開始

2014年11月12日 08:32

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:34JST NTTデータ、吉林市で「渋滞予測・信号制御シミュレーション」の実証実験を開始
NTTデータ<9613> は10日、吉林市伯瑞信息技術有限公司と協業し、吉林省吉林市でビッグデータを活用した渋滞予測・信号制御シミュレーションの実証実験を同日付で開始したと発表した。

今回の実証実験は、吉林市のバスに搭載された車載端末を通じて収集された市内バス8路線165台のプローブ情報と道路・交通量調査などの統計情報を組み合わせたもの。渋滞予測・信号制御シミュレーションを実施し、吉林市中心部の信号制御を最適化することで、渋滞緩和によるバス運行の円滑化効果を検証する。渋滞緩和につながる最適な信号パラメーターを生成し、吉林市中心部の信号機約100カ所に反映するという。

実証実験の成果は2015年初旬に発表する予定。NTTデータでは今後、実験で得た結果をベースに交通管理ソリューションを実用化し、日本国内、世界各国への展開など、スマートシティの実現に向けた取り組みを推進する構えだ。《ZN》

関連記事