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アウディ・ジャパンが、コンパクトモデルAudi A1シリーズのSモデルである、「Audi S1」「Audi S1 Sportback」発売
この小さなモンスターマシーンS1が410.0万円、S1 Sportbackが430.0万円だ[写真拡大]
アウディのSモデルとはアウディのモデルラインアップにおいて最もスポーツ性が高い最上級モデルと位置づけられるグレードだ。それはA4にもA6にも、もちろんステーションワゴンにも用意されているアウディ・ファンにとっては垂涎のモデルである。それぞれのモデルラインアップで、圧倒的なパワーと環境性能を両立する先進のエンジンと、Quattroシステムのフルタイム4WDを搭載し、力強いパフォーマンスと優れたダイナミクス、そして高い実用性を兼ね備えたアウディのトップ・オブ・スポーツだ。
その「S」が、アウディのエントリークラスのA1にも追加され、発売となったわけだ。Audi S1 およびAudi S1 Sportback は、Audi A1 シリーズに共通する、先進的で力強いデザイン、機敏な運動性能と高い環境性能を全長4mに満たないコンパクトなボディに凝縮したモデルだ。
また、アウディにとって「S1」という、モデル名は特別な意味を持つ。1980年代のWRC(世界ラリー選手権)で世界初の乗用車フルタイム4WD「Quattroシステム」を搭載したラリーマシーン「AUDI S1」に由来する。当時、WRCの常勝マシーンであった「S1」という名称は、アウディの先進性と「AUDI Quattro」を消費者に植え付けた。以来、「AUDI Quattro」はロードゴーイングスポーツ4WD車の代名詞となった。
さて、新型「S1」である。搭載するパワーユニットは2リッター直列4気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジン。最高出力は231ps、最大トルクは370Nmと驚愕のパワーを持つ。このパワーをフルタイム4WD「Quattroシステム」が四輪に伝える。組み合わせるトランスミッションは、硬派な6速マニュアル。超弩級のスポーツモデルだが、アイドリングストップ機構などを搭載し、JC08モード燃費は14.4km/リッターを達成した。
パワーアップに合わせてサスペンションの強化も怠りなし。なかでもリアサスはA1のトーションビーム式が4リンク式に進化した。タイヤ&ホイールは225/35R18+18インチ切削アルミ。これに合わせてブレーキディスクも大径化された。
この小さなモンスターマシーンS1が410.0万円、S1 Sportbackが430.0万円だ。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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