NY金:続落で1198.60ドル、早期利上げ観測のドル高、GDP好感の株高で売り先行

2014年10月31日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:続落で1198.60ドル、早期利上げ観測のドル高、GDP好感の株高で売り先行

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1198.60 ↓26.30)。1207.50ドルから一時1195.50ドルまで下落した。前日の通常取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、量的緩和の10月終了が決定。異例な低金利は「相当の期間」続くことになったものの、労働市場の評価が上方修正されたことから早期利上げ観測が浮上。ドルが全面高となり、金が売られる展開になった。

また、30日発表の米国の7-9月期GDP速報値が上振れであった。内容としては、個人消費が減少して、国防支出の増加がけん引する構図となり、市場には失望感もみられる。しかしながら、株式市場では伸びを好感して買いとなり、金への売り圧力がさらに強まった。《KO》

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