トヨタ、新型スポーツクーペ「レクサスRC」を発売

　トヨタ自動車は23日、レクサスブランドの2ドアクーペ「レクサスRC」を同日から発売したと発表した。価格は565～678万円。

　外観は「アヴァンギャルド・クーペ」をテーマに、ダイナミックなプロポーションと、クーペの流麗な佇まいが融合させたものとした。また、ワイド&ローのフロントビューと、張り出したホイールフレアで強調したタイヤの存在感を強調したという。また、高いボディ剛性を確保するため、大断面のロッカーパネルなどを採用した。また、フロントヘッドライトとリアテールライトにL字型のLEDランプを搭載。新規開発色として、「ラディアントレッドコントラストレイヤリング
を用意した。

　インテリアでは、走行状態と連動して光量を調整する間接照明「アンビエントイルミネーション」をレクサスで初めて採用した。ドアトリムのオーナメントパネル裏側から上方に発光するものとなっている。

　グレードは、3.5L V型6気筒エンジンの「RC350」と、2.5L 直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド仕様の「RC300h」の2本立て。それぞれに「version L」と「F Sport」の各パッケージが用意される。トランスミッションは「RC350」がマニュアルモード付きの8速オートマチック「8-Speed SPDS」、「RC300h」が無段変速機を採用。

　また、専用装備を搭載した5.0L V型8気筒エンジン搭載のスポーツ仕様「レクサスRC F」も併せて発売する。価格は953～1,030万円。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）