ロシアのハッカー、Windowsのセキュリティホールを突いてNATOなどを攻撃していた

2014年10月18日 21:21

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 サイバーインテリジェンス企業のiSight Partnersによると、ロシアのハッカーがNATO、欧州連合(EU)、ウクライナに対してスパイ活動を行っていたことが判明したという(ReutersWIREDSlashdot)。

 ハッカーはMicrosoft Windowsやその他のソフトウェアのバグを悪用し、上記の国のエネルギー/電気通信/防衛企業やウクライナ問題に関連する企業などを狙った活動を5年間ほど行っていたようだ。

 iSightのJohn Hultquist氏によれば、技術的な指標からハッカーがロシア政府とつながりを示すとは限らないが、国家によってサポートされていた可能性は高いとしている。iSightによると、2013年12月、親ロシアの過激派活動のリストを含むとしたウイルス添付メールをウクライナの地方行政組織や学術機関などに送りつける攻撃などを行っていたという。

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