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レギュラーガソリンの価格、11週連続で値下がり
週末の天候不順によりガソリンの需要が低下したことや、原油価格の値下がりが続いていることなどの影響を受けて、ガソリンの全国平均価格が値下がり続けている。1日に経済産業省資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリンの全国平均価格は、9月29日時点で1リットルあたり166円30銭という結果であり、これで11週連続の値下がりであった。
これは週末の天候不順により自動車の利用が少なかったこと、また原油価格の下落に伴い、原油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した模様。その結果、9月22日に行われた前回の調査結果よりも40銭値下がりすることとなった。
都道府県別に見てみると、価格が値上がりした県はなく、横ばいが1県、値下がりが46都道府県という結果であった。価格が最も高かったのは鹿児島県で、174円40銭という結果であり、前の調査の174円60銭よりも20銭下がった。続いて長崎県の172円40銭で、前の調査は172円60銭という結果であり、こちらも20銭下がった。その次に高かったのは大分県の171円40銭で、前の調査の171円64銭よりも24銭下がった。
また値下がりした46都道府県のうち、最もマイナス幅が大きかったのは和歌山県で、1円40銭値下がりした。続いて京都府が90銭の値下がり、そして山形県、愛知県、三重県、兵庫県が80銭の値下がりという結果。高知県は横ばいという結果であった。
そしてハイオク1リットルあたりの全国平均価格は177円10銭で、前の調査よりも50銭値下がりした。こちらも11週連続の値下がり。軽油1リットルあたりの全国平均価格は、前の調査よりも40銭値下がり144円60銭で、やはり11週連続で値下がりした。灯油18リットルあたりの店頭価格は前の調査よりも3円安く、1926円という結果であった。こちらは6週連続の値下がりだった。
このように連続して値下がりが続いているガソリンの全国平均価格だが、次回行われる調査についても、小幅ではあるものの、値下がりが続くのではないかとの見方がなされている。(編集担当:滝川幸平)
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