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土井たか子氏が死去、女性初の衆議院議長
記事提供元:さくらフィナンシャルニュース
【9月28日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
元衆議院議長で、旧社会党委員長や社民党党首などを務めた土井たか子氏が、20日に肺炎で死去していたことがわかった。
土井氏は、1928年生まれで、旧制京都女子専門学校を卒業後に同志社大学法学部3年に編入学し、憲法学者の田畑忍氏の指導を受け、56年に同志社大学大学院法学研究科を卒業し、同志社大学や関西学園大学、聖和女子大学などで講師を務めたのち、69年の衆議院選挙で旧兵庫2区から初当選し、以降12回の当選を重ねた。
86年に第10代社会党委員長に就任し、89年の参議院選挙で「マドンナ旋風」を引きおこし、改選議席で第一党となり、自民党の過半数割れの原因をつくった。93年に非自民による細川護煕政権が成立したのに伴い、女性初の衆議院議長に就任し、その後96年から2003年まで社民党党首を務めた。2005年の衆議院選挙では、小選挙区からは出馬せずに比例区のみで出馬し、落選した。【了】
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