NY金:続落で1226.90ドル、米利上げ開始時期が早まるとの観測で売り優勢

2014年9月19日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST NY金:続落で1226.90ドル、米利上げ開始時期が早まるとの観測で売り優勢

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1226.90 ↓9.00)。前日の通常取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明・経済見通しで、2015年末の政策金利見通しが上方修正されたことを受けて、利上げ開始時期が早まるとの観測が台頭。そうしたなか、この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が減少したことで、金は売りが続き、安値1217.40ドルをつけた。

ただ、その後発表の米国の8月住宅着工件数や9月フィラデルフィア連銀景況指数が下振れとなり、ドルが反落気味になったことから金の買い戻しもみられ、一時1228.70ドルまで反発した。それ以降は1227ドル前後での推移が続いた。《KO》

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