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iPhone 6でサファイアガラス搭載が見送られたのは落下テストに合格しなかったから?
AppleがiPhone 6/iPhone 6 Plus(以降iPhone 6)のディスプレイでサファイアガラス(サファイアクリスタル)の採用を見送ったのは、落下テストで繰り返しひびが入ってしまったことが原因だとVentureBeatが報じている(VentureBeatの記事、本家/.)。
サファイアガラスは傷つきにくいのが特長で、iPhone 5s/5cのカメラレンズカバーとiPhone 5sのホームボタンに使用されており、iPhone 6でも引き続きカメラレンズカバーとホームボタンで使用される。iPhone 6の発表前には、少なくとも一部のモデルでディスプレイにサファイアガラスが採用されると予想されていたが、全モデルでイオン強化ガラスが採用されている。実際のところ、第1候補はサファイアガラスであり、イオン強化ガラスは第2候補だったようだ。落下テストが実施された時期は不明だが、サファイアガラス採用が見送られたのは8月に入ってからだという。落下テストの結果とサファイアガラスのコストを考慮して、サファイアガラス搭載はリスクが高いと判断したものとみられる。一方、Apple WatchではSportモデルを除き、ディスプレイにサファイアガラスが採用されている。
また、サファイアガラスを製造するGT Advanced Technologyは相当量を納品したが、中国の加工業者によるエッジの仕上げ処理がうまくいかず、歩留まりは25%以下だったとの報告もある(Mac Rumorsの記事、WallStreetForensics.comの記事、Cult of Macの記事)。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | テクノロジー | アップル | iPhone
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