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ソユーズTMA-14Mの乗組員がバイコヌールに到着 機体の準備も着々
ソユーズTMA-14Mの乗組員がバイコヌールに到着 機体の準備も着々(Image credit: Roskosmos)[写真拡大]
今月26日に打ち上げられる予定の、ソユーズTMA-14M宇宙船に搭乗する宇宙飛行士と、そのバックアップ・クルーが、9月12日にバイコヌール宇宙基地に到着した。一方、彼らが搭乗するソユーズTMA-14と、それを打ち上げるソユーズFGロケットの準備も着々と進められている。
ソユーズTMA-14Mに搭乗するのは、アレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士(ロスコスモス、ソユーズ船長)、バリー・ウィルモア宇宙飛行士(NASA、ソユーズのフライト・エンジニア)、エレナ・セロヴァ宇宙飛行士(ロスコスモス、ソユーズのフライト・エンジニア)の3人だ。彼らは国際宇宙ステーション(ISS)の第41/42次長期滞在員として、約6ヶ月間滞在する。
また、彼らのうちの誰かが病気やケガなどで飛行できなくなった時のためのバックアップ・クルーとして、ゲナディ・パダルカ宇宙飛行士(ロスコスモス)、ミカエル・コニエンコ宇宙飛行士(ロスコスモス)、スコット・ケリー宇宙飛行士(NASA)の3人が、メイン・クルーと同じ訓練をこなし、交代に備えている。またこのバックアップ・クルーの3人は、2015年3月に打ち上げられる予定の、ソユーズTMA-16Mのメイン・クルーでもある。
宇宙飛行士らは、9月12日にロシア・モスクワ郊外にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターから、チャーター機に乗って、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地に降り立った。これから打ち上げに向けて、最後の訓練と準備が始まることになる。
一方、彼らを乗せるソユーズTMA-14Mと、それを宇宙に打ち上げるソユーズFGロケットの準備も着々と進んでいる。8月28日にはソユーズTMA-14Mのリーク(漏れ)試験が完了し、組立・試験棟へ輸送され、クリーン・ルーム内で通信機器などの試験が行われる。
また9月10日からは、ロケットの打ち上げが行われる「ガガーリン発射台」で地上設備の準備が始まっている。
ソユーズTMA-14Mを載せたソユーズFGの打ち上げは、現在のところバイコヌール現地時間2014年9月26日2時24分(日本時間2014年9月26日5時24分)に予定されている。
■На космодром Байконур прибыли основной и дублирующий экипажи ТПК «Союз ТМА-14М»
http://www.federalspace.ru/20916/
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