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JR北海道が新型特急車両の開発を中止、速度よりもコストと安全性を重視したため
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 JR北海道が開発していた新型特急車両について、開発を中止することを発表した(発表資料PDF)。
この新型特急車両は、カーブを曲がる際に車体を傾斜させることで、より高速にカーブを曲がることができるというものだった。しかし、JR北海道は速度向上よりも安全対策を優先するためにこの車両の採用を断念、開発を中止することにしたようだ。
乗り物ニュースによると、JR北海道は相次ぐ車両トラブルなどの不祥事により、安全性を高める方針に転換。車両の最高速度も従来より抑えるようにしていた。そのため、新型車両を開発してより高速化が可能となってもその恩恵は受けられず、さらにメンテナンスコストの増大といった問題を抱えることになってしまう。そのための開発中止のようだ。
開発されていた車両はディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド型の駆動系を持っており、その観点からも注目されていたが、現在のJR北海道には新型車両にかける余力はないようだ。
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