【今日の言葉】原発再稼動で円安にも安堵

2014年9月12日 13:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『原発再稼動で円安にも安堵』=円相場が、1ドル・107円台に円安が急ピッチで進んでいる。日米の金利差拡大が背景にあるといえる。

  マネーには、(1)少しでも金利が高く有利なところを求め動く、(2)しかし、危険を察知したら一目散に逃げる、という性質から、今は強いアメリカのしかも金利高傾向を狙ってアメリカに資金が向かっている。10年物国債でみれば今年8月中旬頃には利回りの差が1.8%ていどだったが、足元では2%台に拡大している。

  もちろん、米国債の利回りのほうが高い。今年10月にはアメリカの量的金融緩和が終了、いよいよ金利引上げに進む方向にあるから、ドル高・円安はさらに進むとみなくてはならないだろう。

  日本にとっても、九州電力の川内原発再稼動のメドがつき、これから次々と休止中の原発再稼動が見込める情勢から円安による燃料費高騰の呪縛から開放される。1ドル・110円はどうやら間違いなさそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】サーラ住宅は1月高値を前にモミ合う、利回り4%、10月決算で配当取り(2014/08/26)
【狙い場・買い場】住友精密工業は国産戦闘機関連、今期2ケタ増益(2014/08/25)
【編集長の視点】伊藤ハムは高値更新、自己株式取得を歓迎し割り負け訂正買いが再燃(2014/08/25)
【今日の言葉】消費税10%に反対が60%(2014/08/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事