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東芝とサンディスク、三重県四日市市に3Dメモリ生産用の工場を着工
東芝とサンディスクは9日、東芝四日市工場(三重県四日市市)に、NAND型フラッシュメモリを製造する第5製造棟の第2期分を完成させ、竣工式を行うとともに、新・第2製造棟の起工式を行ったと発表した。
第5製造棟は、鉄骨2層5階建てで面積は3万8,000平方メートル。今回完成した第2期分は、昨年8月から東芝により建設を開始し、7月から東芝とサンディスクが生産設備の導入を進めてきたという。今月から15nmプロセスを採用した製品の量産を開始しており、今月末から順次出荷を開始する予定。
また、新たに東芝が建設する新・第2製造棟は、鉄骨2層5階建てで面積は2万7,300平方メートル。建設により、三次元構造のNAND型フラッシュメモリ(3D メモリ)の専用設備を設置するための拡張スペースを確保する。2015年夏に一部が完成し、2016年前半には全体が完成するする予定で、順次生産を開始していくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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