アマゾン、徳島県に災害時に「ほしい物リスト」を活用した支援サービスを展開

2014年9月5日 23:52

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アマゾンジャパンは、徳島県と「ほしい物リスト」を活用した「災害発生時における支援に関する協定」を締結した。写真はAmazon.co.jpのWebサイト。

アマゾンジャパンは、徳島県と「ほしい物リスト」を活用した「災害発生時における支援に関する協定」を締結した。写真はAmazon.co.jpのWebサイト。[写真拡大]

 アマゾンジャパンは5日、徳島県と「ほしい物リスト」を活用した「災害発生時における支援に関する協定」を結んだと発表した。同社が「ほしい物リスト」サービスを利用した災害支援協定を締結するのは徳島県が初めてだという。

 この協定は、南海トラフ巨大地震などの大規模な災害が徳島県で発生した場合、同社ウェブサイト「Amazon.co.jp」上にある、自分が欲しい物品を他の人に知らせることができる「ほしい物リスト」サービスを活用し、避難生活が長期化するとみられる県内の約1,000か所の避難所に、必要な数だけの物資を利用者が支援できる環境整備を行うことを目的としている。

 同社は、「ほしい物リスト」に関するマニュアルを徳島県に提供し、避難所ごとの「ほしい物リスト」サービスの初期設定を支援する。また、大規模な災害の発生後に避難所への物流が回復した時、避難所ごとに作成された「ほしい物リスト」を「Amazon.co.jp」の特設サイトで周知させるようにするという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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