NY金:続落で1265.00ドル、米指標改善によるドル高で売り先行

2014年9月3日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST NY金:続落で1265.00ドル、米指標改善によるドル高で売り先行

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1265.00 ↓22.40)。1270.00ドルを高値に、一時1263.10ドルまで下落した。東京市場からのドル高・円安傾向が全般的なドル高に広がる状況に、金に売り圧力がかかり、サポート水準(1275ドル)を割り込んだとして、テクニカル的な売りが強まる流れで取引が始まった。

そして、この日発表された米国の8月ISM製造業景況指数、7月建設支出が、ともに上振れし、大きく上昇。連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が強まり、ドルが一段高となり、金の売り圧力がさらに増すこととなった。ただ、その後、NYダウの下落が進み、金の下げ渋りにつながったとみられる。《KO》

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