伊藤園:今第1四半期の純利益は69%減、主力のドリンク事業が伸び悩む、中間期純利益予想も40%減に引き下げ

2014年9月2日 09:37

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【9月1日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

伊藤園(東:2593)が1日に発表した2015年4月期第1四半期の連結決算は、純利益が前年同期比69%減の9億円だった。同社の主力でアルリーフ・ドリンク関連事業において、消費税率引き上げの影響による消費の減退や7月の天候不順、前年度が記録的猛暑だったことからの反動、競争激化等が影響し、売上が伸び悩んだ。

また、競争激化の中で広告宣伝や販促費用を積極的に投入した影響も大きかった。

売上高は同微減の1187億円、営業利益は同61%減の21億円、経常利益は同62%減の20億円だった。

これを受けて同社は中間期の業績予想を修正した。
売上高を前回予想の2510億円から前期並みの2390億円に、営業利益を同148億円から前期比36%減の92億円に、経常利益を同144億円から同38%減の88億円に、純利益を同86億円から同40%減の50億円に、それぞれ引き下げた。【了】

■関連記事
伊藤園:今第3四半期の営業利益はマイナスに
伊藤園:今中間期の純利益は10%増、タリーズが引き続き好調
ピジョン、伊藤園、イーブック、ピープルが決算発表を予定=本日の主な予定

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事