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ライブ・ネイションが“性教育”でオーストラリアの州と連携
ライブ・ネイション・オーストラリア&ニュージーランドが、性教育プログラムに取り掛かった。
大手イベントプロモーターであるライブ・ネイションのオーストラレーシア部門は、性の健康と性病の定期検査を推進する“Play Safe(安全にふるまおう)”キャンペーンを展開するためニューサウスウェールズ州保健局と提携した。
州と連携するこの協定において、ライブ・ネイションの役割は15~29歳の若いコンサートファンに“性”について話をさせることで、同プロモーターのコンサート、オンライン、コンテンツ、チケット販売まわりにフォーカスして行われるという。
「若者とつながり、性の健康の重要性にハイライトを当て、性についての会話に加わるという素晴らしい機会をライブ・ネイションは提供してくれる」と話すニューサウスウェールズ性病プログラム・ユニットの責任者、クリス・ボーン博士は、昨年ニューサウスウェールズで報告された性病感染の75%は若者であり、大問題なのだと指摘。ライブ・ネイションとの提携により「命と健康における大切な部分に関して“Play Safe”のメッセージを若者に直接伝えることができるようになる」とも加えている。
ライブ・ネイションの今年のイベント・スケジュールには、レディー・ガガ、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー、チェルシー・ハンドラーなどのツアーが予定されている。
ライブ・ネイション・オーストラリア&ニュージーランドの社長兼CEO、マイケル・コッペルは、「我が社が提供するライブ音楽のパワーを通して、ニューサウスウェールズ州保健局は主な聴衆と直接、魅力ある方法でつながることが可能です。我々はこの運動に参加し、性の健康について広める一助になれることを誇りに思います」と述べている。
なお、今回の提携を仲介したのは、ライブ・ネイション・オーストラリア&ニュージーランドのシドニーを拠点とする合弁企業“ミクスイットアップ・オーストラリア(mixitup Australia)”だ。同社の取締役、グレッグ・シーガルは「我々は力を合わせ、文字通り音楽の持つ癒しの力を活用する」と話している。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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