Google元幹部の死とシリコンバレーに蔓延する薬物

2014年7月31日 10:16

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Googleの元幹部、Forrest Timothy Hayes氏が、2013年11月23日にヘロインの過剰摂取によって死亡した。彼の死をきっかけに、シリコンバレーの技術者や幹部などの間で広がる薬物に注目が集まっているという(San Jose Mercury NewsCNNSlashdot)。

 シリコンバレーでは、猛烈なスピードで仕事を片付ける「仕事中毒」は名誉とされている。しかし、このような労働者は何日も寝ずに働いており、そのためにレッドブルやコーヒーだけでなく、コカインやメタンフェタミンといった薬物を使用し、それに依存するようになるという。

 こういった違法薬物だけでなく、鎮痛剤の過剰処方による鎮痛剤依存者も問題になっているという。ハイテク業界はヘロインと鎮痛剤乱用を背景にして成長を続けている、という声も出ているようだ。こうした鎮痛剤は入手しやすいということも、シリコンバレーの薬物依存問題に拍車をかける結果に繋がっているようだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス | 医療

 関連ストーリー:
ソフトウェア・情報処理分野での労災案件が急増 2014年07月25日
従業員をより長時間働かせるには、働く時間を自由に決めさせれば良い? 2014年07月16日
米国で「働き過ぎで生産性が低下し経済に悪影響」という話が出る 2014年06月25日
「幹部候補」は年収に関わらず残業代を0に設定できる方向へ? 2014年05月28日
金持ちはより長時間労働する 2014年04月24日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事