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「ロザリンダの瞳」を捧げたビリー・ジョエルの母が死去
「ロザリンダの瞳」で題材にしているビリー・ジョエルの母が、ニューヨークで亡くなったことが明らかになった。92歳だった。
ビリー・ジョエルのスポークスウーマン曰く、ロザリンダ・ナイマン・ジョエルは7月13日に同州のロングアイランドで亡くなったそうだ。
1978年のアルバム『ニューヨーク52番街』に収録された「ロザリンダの瞳」は、1957年に父ハワード・ジョーンズと離婚して以来、一人で彼を育てあげた母に捧げた曲だ。その歌詞には、“僕は音楽を習得した。それを見つけるのは難しいことだけど、いつも励ましてくれた。ロザリンダは分かっていたんだ”といった一節もある。
ヒックスヴィルの自宅近くにある色々な企業で事務員として働き、いくつかの慈善団体をサポートしていたロザリンダ・ジョエル。ブルックリンで生まれた彼女は、1942年にニューヨーク市立大学シティカレッジの音楽プロダクションで夫と出会い、その3年後に結婚。ビリー・ジョエルは1949年に生まれた。夫婦はその後、ロザリンダの亡くなった姉妹ミュリエルの娘、ジュディを養子に迎え入れている。
ビリー・ジョエルは1986年にシティカレッジにて、舞台芸術のためのロザリンダ・ジョエル奨学金を設立した。
なお、同一家は花を贈ってもらう代わりに、ロングアイランドのハンティントンにある動物の救済と養子縁組センター“The Little Shelter”へ寄付をしてもらうようお願いしている。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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