日本含む22か国「知性」重視 韓国・ナイジェリアは「収入」

2014年7月12日 20:08

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記事提供元:エコノミックニュース

 日本のみならず多くの国で、「見た目」「収入」「知性」のうち、「知性」に秀でることが理想的と考えている人が多いことがわかった。調査は、株式会社カンター・ジャパンによって行われた。調査期間は、2014年2月から3月。対象は、日本・韓国・中国・インド等24か国に住む16歳以上の男女25000人弱。

 日本人を対象に、「知性が非常に高く、見た目(ルックス)と収入は平均的(以下・知性)」「お金持ちで、見た目(ルックス)と知性は平均的(以下・収入)」、「見た目(ルックス)が非常に良く、知性と収入は平均的(以下・見た目)」の3つから、自分が理想的だと思う組み合わせを選んでもらったところ、「知性」を選んだ人が53%ともっとも多かった。一方、「収入」を選択した人は35%、「見た目」を選択した人が12%という結果になった。

 日本以外の国を対象に同様の調査を行ったところ、24ヵ国中22か国の人の大多数が、日本同様に「知性」が一番大切だと答えた。最多がポーランドの「83%」で、24か国の平均では62%となった。ただし、韓国とナイジェリアの2ヵ国に関しては「知性」を選んだ人が少なく、それぞれ27%と39%にとどまった。その代わり、「収入」が一番大切と考える人が多いという結果になった。

 今回の調査から、多くの人々が国によらず「知性」をもっとも大切と考えていることがわかった。国際間の傾向を比較すると、少数ながら「収入」を重視する国もあるが、いずれの場合も「見た目」を最重要とする人が大多数を占める国はなかった。

 調査対象国は、日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア、ポーランド、トルコ、南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン。(編集担当:堺不二子)

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