ロシア、個人データの国内保存を義務化へ

2014年7月7日 13:02

印刷

記事提供元:スラド

maia 曰く、 CPUを国内製造品に限るとか、SNS管理強化とか、色々ネット規制に邁進するロシアだが、今度はクラウドの個人データを国内サーバーに置くことを義務化するようだ(WirelessWire News)。

 7月1日ロシア議会下院で可決された法案は、「あらゆるウェブサービスにおいて、すべてのロシア人の個人データを国内のサーバーに保存することを義務付ける」というもの。上院を通過すれば、2016年9月にも発効する見込み。また、「事業者が政府と取り決めを結ばないと、これらのデータを国外に送信することも認めない」という。ネット監視はいくらでもできそうなものだが、やはり外国からの監視をしにくくするためか。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | インターネット | プライバシ

 関連ストーリー:
米最高裁判所、携帯電話内のデータを令状なしでは調べることは許されないと判断 2014年06月27日
ロシア、IntelやAMD製のCPUから国産CPUへの置き換えを計画 2014年06月22日
個人情報保護法改正案、「個人が特定されなければ本人の同意なしで第三者への提供可」という方針へ 2014年06月10日
ロシア最大のSNS、政府からの要求を拒み続けていた結果ロシア政府の管轄下とされる 2014年04月28日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事