NASAの「空飛ぶ円盤」、ハワイ沖に墜落

2014年7月1日 17:02

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記事提供元:スラド

masakun 曰く、 NASA の「空飛ぶ円盤」がハワイ沖に落下したそうだ(ハフィントンポストCNN.co.jpMSN産経ニュース)。

 といっても、空飛ぶ円盤の正体は実は将来の火星有人探査に必要な降下装置で、正式には「低密度超音速減速機」(LDSD)と呼ばれるもの。ハワイ・カウアイにある米海軍のミサイル施設から気球とロケット噴射で火星に似た環境となる高度55キロメートルまで円盤が運ばれ実験が行なわれたとのこと。

 また、実験の主目的だった、ハリセンボンという魚をヒントに開発された直径6メートルの減速用エアクッションは正常に動作したが、さらに減速させるための大型パラシュートは開かず、装置は海に落下したという(Timeline of Events for Planetary Landing Test)。

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