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米最高裁、TV番組をネット経由でストリーミング配信するサービスを違法と裁定
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 米国の最高裁判所は6月25日、インターネット経由でテレビ番組をストリーミング配信するサービス「Aereo」に対して、著作権法に反すると判断した(NBC NEWS、MailOnline、TechCrunch、Slashdot)。
同社のサービスは、指先サイズのアンテナを備えたTVチューナーをデータセンターに多数設置し、それを1台ごとに顧客へとレンタルする、という形で行われている。ユーザーはレンタルされたチューナーから自分の端末にコンテンツを配信させているだけで、権利者に対するAereoからの許諾は不要、というのが同社の主張だ。
しかし、今回の判決で同社は「機器のレンタル会社」ではなくケーブルTV企業と同等であるとされ、そのため著作権者からの許諾が必要となるという判決のようだ。なお、同社幹部はこのビジネスモデルは最高裁で決められた損害賠償に耐えられないだろうと述べており、倒産する可能性が高いと見られる。
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