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米国で「働き過ぎで生産性が低下し経済に悪影響」という話が出る
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 米国で、「働き過ぎで仕事の生産性が低下している」という問題が指摘されているという(New Republic 、Slashdot)。
日本では労働者が年次有給休暇を取得する権利が労働基準法で定められているが、米国では保証されていないという。また、日本の法律では一週間に少なくとも1回は休むことととされているが、米国ではこれすらも保証されていないという。病気休暇も無給欠勤扱いとなるそうだ。
米国は、先進国のなかでも「有給休暇」において大分遅れをとっているようだが、週40時間労働というのも昔のことのようで、プロフェッショナルな労働者の94%は週に50時間以上働いており、そのおよそ半数の人の労働時間は週65時間以上にもなるそうだ。そのためか睡眠時間も減少しているとのことで、1942年にはアメリカ人の80%が7時間以上の睡眠時間を確保できていたのに対し、現在は40%が6時間以下となっている。睡眠不足は生産性の低下を引き起こすといわれているが、睡眠時間が7時間以下の人は集中力が低下し仕事が遅くなるとのこと。
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