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ミランダ・ランバート『プラチナム』で初の全米No.1獲得
「ナッシュビル・スター」出身のカントリーシンガー、ミランダ・ランバートの5作目『プラチナム』がNo.1デビューを果たした6月21日アルバムチャート。
これまで、全アルバムがプラチナレコードに認定される大ヒットを記録しているミランダだが、No.1獲得は本作が初となる快挙。なお、カントリーチャートでは、デビュー作から本作まで、5作連続で首位をマークし、同時にカナダチャートでも初のNo.1を獲得した。カントリーソングの人気が高いカナダでは、先行シングル「オートマティック」が首位に、全米でも4位を記録する大ヒットとなり、本作のヒットに繋がった。初動枚数は18万枚を超え、前作『フォー・ザ・レコード』の13万枚を上回る、自己最高枚数を獲得している。
リリースラッシュとなった4月5月から、ようやく落ち着きをみせた今週は、7位、そして9位と10位にレッド・ツェッペリンの再発アルバムが3作品ランクインしたほか、4位に50セントの新作がランクインしたのみ。TOP10以下でも、一旦後退したアルバムが、少し順位を上げている。
その4位に初登場した50セントの通算5作目となるアルバム『アニマル・アンビション・アン・アンテイムド・デザイア・トゥ・ウィン』は、47,000枚とこれまでのキャリアからみると、若干陰りをみせているが、シングルヒットや過大なプロモーションを行っていないのに、この位置でのデビューは未だ衰えない人気の象徴だろう。現に、アメリカだけで600万枚を超えるセールスを記録した、2003年のデビューアルバム『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』から、全アルバムTOP5入りを果たしている。このアルバムに続き、秋には6thアルバムを早くもリリース予定だ。
新作ではなく、再発アルバムとしてTOP10内に3作もランクインしたレッド・ツェッペリンは、1969年のデビュー・アルバムが7位に、2nd『レッド・ツェッペリン?』は9位、3rdアルバム『レッド・ツェッペリン?』が10位と大健闘した。ジミー・ペイジによるデジタル・リマスター音源として再発され、オフィシャルではジミー・ペイジもゲストとして出演したイベントの映像が公開された。
惜しくもTOP10入りは逃したが、11位にはヒット曲を集めた大ヒットシリーズ『ナウ』のカントリーシリーズ『ナウ・カントリー7』が初登場。カントリーチャートで大ヒットしているナンバーを集めたもので、早くも7作目となる本作には、ルーク・ブライアンの「ドリンク・ア・ビール」やフロリダ・ジョージア・ラインの「ステイ」など、人気のナンバーが揃っている。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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