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RCUのメンテナによる並列プログラミング本、ついに完成
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 IBM所属でLinuxカーネルのRCU(Read-copy-update)のメンテナであるPaul E. McKenney氏が中心となって執筆した並列プログラミングの電子本「並列プログラミングは難しいのか? でも、なら、あんたはどうできる」("Is Parallel Programming Hard、And、If So、What Can You Do About It?")がついに完成し、今年4月に最初のプリント版(the first print edition)が発行された (perfbookのページ)。白黒かカラーか、ソフトカバーかハードカバーかの組み合わせで四つの版が用意されている。また、以前のようにPDF版もダウンロード可能。
ページ数は500を超えており、ユーザー空間よりもカーネルに詳しい内容となっている。RCUについて詳しく書かれているほか、ハードウェアトランザクショナルメモリーの現状についても書かれているため、最近の排他制御に興味ある人におすすめ。
購入は上記リンクより可能。ライセンスはCC BY-SA。
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