ヤマハ、インドネシアで250ccスポーツモデル「YZF-R25」を販売

2014年5月20日 21:55

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ヤマハがインドネシアに投入するスーパースポーツ“YZF-R”シリーズの新製品「YZF-R25」

ヤマハがインドネシアに投入するスーパースポーツ“YZF-R”シリーズの新製品「YZF-R25」[写真拡大]

 ヤマハ発動機は20日、新開発の2気筒250ccエンジンを搭載したスーパースポーツ「YZF-R」シリーズの新製品「YZF-R25」を7月からインドネシア市場に導入すると発表した。事業規模拡大を担うグローバルモデルとして開発したもので、アセアン・先進国市場への販売も視野に入れているという。

 同社によると、「YZF-R25」は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、クラス最高レベルとなるエンジン出力とYZF-Rシリーズを継承する軽量な車体とデザインにより、「スーパースポーツ」と呼ぶにふさわしい高次元な走行性能とスタイルを実現した。同時にデイリーユースでの軽快な走行性と扱いやすさ、様々なシーンでの爽快な走りも実現したという。価格は5,300万ルピア(約46万9,000円)。

 製造とインドネシアでの販売は、同国のグループ会社Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)が行う。

 インドネシアでは近年スポーツモデルの人気が高まりつつあることから、YIMMは、レースを活用したマーケティング活動を行なっている。また、昨年11月にはスーパースポーツのフラッグシップモデルYZF-R1、YZF-R6を導入し、今年5月にはYZF-R15の製造・販売を開始するなど、「スポーツイメージ」を重点に置いたブランド戦略を行っている。今回の「YZF-R25」投入で、YZF-Rシリーズのラインナップを拡充し、販売拡大とブランド力強化を進めていくという。

 販売計画は、インドネシア国内で、年間1万2,000台。

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