カカクコム:14年3月期、純利益は28%増の90億円、食べログが好調、増税前の駆け込み需要で価格.comも伸びる

【5月13日、さくらフィナンシャルニュース=東京】カカクコム(東1:2371)が13日に発表した2014年3月期の純利益は前年比28%増の90億円だった。

消費増税前の駆け込み需要により「価格.com」での購入が伸びたため、加盟店からの手数料収入が増加した。また、クレジットカード比較やカードローン比較などの見積もり依頼数や申込数が伸び、手数料収入が増加した。

「食べログ」の有料サービスを利用するレストランの獲得が順調に進んだことにより、レストランからの収入が増加。また、スマートフォンの普及により、個人会員向け有料サービスである食ベログプレミアムサービスの会員手数料収入も好調に推移した。

売上高は同28%増の298億円、営業利益は同26%増の146億円、経常利益は同27%増の147億円だった。

また、同社は2015年3月期の連結業績予想について、「価格.com」および「食べログ」の収益多様化と新規事業での売上貢献の拡大を目指すとし、売上高は前期比22%増の365億円、営業利益は同18%増の173億円、経常利益は同17%増の173億円、純利益は同21%増の110億円と発表した。【了】

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