業務中の「無駄な時間」を減らせば人員は削減できる?

2014年5月13日 13:11

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 slashdot「Ask Slashdot: Does Your Job Need To Exist?」より。

 人々の仕事がテクノロジによって取って代わられた現在、多くの職においてその仕事量は減少しているはずではないか、という話を発端とした議論がPBSに掲載されている(PBS記事:「本当は必要のない仕事が増えている」)。

 去年「On the Phenomenon of Bullshit Jobs」なる記事を書き話題となったDavid Graebner博士のインタビューも交えた今回の記事では、業務時間中に「机に座りながらも生産的な仕事もせずネットサーフィンをしている」といった無駄な時間が存在していることを指摘。従業員皆がそのような無駄な時間を過ごしているのだとすれば、これを減らすことで人員を減らせるだろうとしている。

 Graebner博士によるとこのような「無駄な仕事」は全体のおよそ2割程度だという。これは2割の人が無能であるということではなく、10人でできる仕事を12人で行っている状態を意味するとのこと。

 実際のところ、1週間40時間働くとして生産的なのはそのうちどれくらいだろうか? 周りの同僚はどうだろうか? 勤務時間中にしっかり集中した場合、会社は何人の人員を減らせるだろうか?

 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス

 関連ストーリー:
金持ちはより長時間労働する 2014年04月24日
フランス、労働協約で勤務時間外のメールや電話による労働者への連絡を禁止 2014年04月12日
ソーシャルメディアの利用は業務のパフォーマンス向上には役立たない? 2014年04月10日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事