関連記事
期待は膨らむ 次の材料は最初より大きいことが求められる=犬丸正寛の相場格言
中国には、猿にクルミを朝3つやったら怒ったので、朝4つ与え夕方3つにしたら猿は喜んだという、『朝三暮四』という諺があります。[写真拡大]
■期待は膨らむ 次の材料は最初より大きいことが求められる
中国には、猿にクルミを朝3つやったら怒ったので、朝4つ与え夕方3つにしたら猿は喜んだという、『朝三暮四』という諺があります。合計7つという結果は同じでも与え方によって反応は変わってくるという教えのようです。
しかし、マーケットは猿に似たところがあることも否定できませんが、同じ内容では納得してくれないものです。朝四なら暮れは五でなくてはいけないのがマーケットです。
異次元金融緩和など昨年のアベノミクスがたいへん大きい内容だっただけにマーケットは次なる一手は昨年より大きいものが期待できるのか気迷っています。その結果、売買代金の少ない様子見の相場展開となっているのです。6月に予定されている新成長戦略が昨年の異次元緩和を上回るような内容となるかどうかが注目されるところです。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】サイバーリンクスは上場来安値水準から下げ過ぎ訂正買いが膨らみ続伸(2014/05/02)
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】西武ホールディングスは東京オリンピックのホテル需要増に期待(2014/05/02)
・【じっくり投資コーナー】オンワードホールディングスは健康機器メーカーのタニタとの連携など期待材料を内包(2014/05/02)
・引き続き『森を見るより木を見る』展開に、外国人買い期待乏しい=犬丸正寛の相場展望(2014/05/03)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク