『ビッグマン』カン・ジファンの人生逆転劇、メッセージが共感呼ぶ

2014年5月6日 21:18

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5日夜、KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』のカン・ジファンがいよいよ財閥家に入り、さらにハラハラするストーリー展開を見せる。写真=キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア

5日夜、KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』のカン・ジファンがいよいよ財閥家に入り、さらにハラハラするストーリー展開を見せる。写真=キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア[写真拡大]

 5日夜、KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』(脚本:チェ・ジヌォン、演出:チ・ヨンス、制作:キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア)のカン・ジファンがいよいよ財閥家に入り、さらにハラハラするストーリー展開を見せる。

 前回の放送ではキム・ジヒョク(カン・ジファン)が心臓移植を必要とするヒョンソングループの息子カン・ドンソク(チェ・ダニエル)の新しい心臓となる道具として選ばれ、三流チンピラが一瞬にして財閥家の長男となってしまう事件の顛末が公開された。

 そして、5日の放送ではキム・ジヒョクが‘カン・ジヒョク’として本格的に財閥家に入ることになり、そこで繰り広げられるハラハラするような事件の連続が視聴者をブラックホール級の魅力に引きずり込む予定だ。

 公開された写真では、きちんとした服を着ていても七三分けの頭で田舎臭さが漂うキム・ジヒョクの姿が今後の成長をますます期待させる。また、キム・ジヒョクの成長過程には彼ならではのしぶとさと図々しさが見られるユーモラスなシーンも組み込まれており、一瞬も目を離せない面白さを見せてくれる。

 今後ジヒョクが立ち向かうことになる世界は‘お金’で武装した人々の無法地帯。そんな中でお金ではなく家族と人間を大切にするジヒョクの姿は、感動的かつユーモラスながらも毎回戦慄を与えるだろう。さらに、卑劣なヒョンソン家の人々を通じて社会的な問題まで盛り込み、視聴者が共感を覚えるようなストーリーを展開していく。

 『ビッグマン』の関係者は、「キム・ジヒョクがカン・ジヒョクとなって巻き起こす事件には、私たちの社会的問題がすべて盛り込まれている。お金さえあればすべて上手くいくという意識が広まっている社会に対し、疑問を投げかける作品になれば良いと思う。正しい信念を持ってビッグマンになっていくキム・ジヒョクを見て通快さを感じてくれたらと思う」と伝えた。

 カン・ジヒョクになったキム・ジヒョクの‘ビッグマン’としての本格的な成長を描きながら刺激的なストーリーを展開していく『ビッグマン』は、毎週月・火曜日夜10時に放送中。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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