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IntelがClangベースのC++コンパイラを開発
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 Intel独自のコンパイラ(Intel Compiler)はIntel CPU向けの最適化が施されていることで一部では有名だが、このたびオープンソースのコンパイラ環境LLVMの一部として開発されているC++フロントエンドClangを使ったコンパイラをIntelが開発したそうだ。
資料PDFによると、C++フロントエンドとしてClangを使ってLLVM中間コード(IR)を生成したのち、プロプライエタリなIntel製のコンパイラでその中間コードをネイティブコードにコンパイルする、という仕組みのようだ。
Clangのは最新のC++規格のサポートが進んでいることに加え、最新版のClangではOpenMP 4.0やCilk PlusといったIntel独自機能もIntelからの貢献により利用できるようになっているという。これにより、Intel CompilerではC++最新規格との高い互換性を実現でき、またOpenMP 4.0やCilk Plusといった技術をClangに提供することでオープンソース的な貢献もできるとしている。
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