米大陸間弾道ミサイルのシステムでは8インチフロッピーが現役で使われている

2014年5月1日 18:15

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米CBCで4月27日に放映された「60 Minutes」という番組で、アメリカの大陸間弾道ミサイルの発射制御を行うコンピュータシステムの一部に8インチフロッピーディスクが使われていたことが報じられたそうだ。ミサイル自体は改良が続けられているが、ミサイルの格納や発射を行うサイロはほとんどアップデートされていないそうだ。

 ICBMを担当する司令Jack Weinstein少将は、「インターネットに接続されていないのでサイバーセキュリティ的には非常に強固だ」としている(Ars Technicafuture・tenseslashdot)。

 なお、8インチフロッピーディスクは戦略空軍デジタル情報ネットワーク(SACDIN) の通信システムのためのコマンド入力に必要なものであるようだ。また、電話システムも古く、「声がほとんど聞こえない」という話もある(ロシアの声)。

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