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京セラがスマホでタイに進出 大手携帯販売会社に新モデルを供給
京セラが米国に続いて、スマホの海外戦略を開始した。ますは、タイに同社のスマホの新モデルを供給、これを足掛かりとしてさらなるグローバル展開を図る。
京セラ<6971>は10日、タイの大手携帯販売会社である「SAMART I-MOBILE」に、現在、国内で展開しているスマートフォン「DIGNO M」をベースとした新モデルの供給を開始すると発表した。
「DIGNO M」は、auより2013年に発売された京セラ製スマートフォン。5インチの大画面と大容量バッテリを搭載した防水対応スマートフォンとしては、最軽量となる134gを実現した。京セラ独自術機能である「スマートソニックレシーバー」を搭載している。
今回、タイの大手携帯販売会社であるSAMART I-MOBILE社より総合的に評価され、SAMART I-MOBILE社が展開する高級スマートフォンシリーズ「IQXシリーズ」のラインアップとして、2014年4月より「IQX KEN(アイキューエックス ケーイーエヌ)」の商品名で、タイ国内で販売される。
「IQX KEN」は、タイの各通信事業者が展開する通信規格GSM方式であるW-CDMA方式、LTE方式すべてに対応するSIMフリー端末として販売される。サイズは、約69×138×9mm、重量は約134g。OSはAndroi4.2.2、約5.0インチFull HD TFT液晶を搭載している。カラーはホワイト。価格はオープンで、14年4月以降順次発売予定だ。
今回の新製品発売にあたり、SAMART I-MOBILE社のDitaphon Chantraurai副社長は、「メイドインジャパンの新製品スマートフォン“IQX KEN”を、日本以外の市場で初めてお客様に提供できることを嬉しく思います。」とコメント。京セラの通信機器事業は、現在、日本と米国を中心に展開しているが、これ機に他の地域にもグローバルな事業展開を狙う。
SAMART I-MOBILE社は、多角的に事業展開する企業グループSAMART社の中心的な会社として1995年に設立された携帯電話販売会社。同社は高級スマートフォンシリーズ「IQXシリーズ」など独自ブランドで幅広い携帯電話やスマートフォンのラインアップを取り扱っており、13年にはタイの携帯電話販売会社おいて、販売実績トップとなっている。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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